なぜアクセンチュア ソングがイベント活動に取り組むのか?
みなさん、こんにちは。
これまでアクセンチュア ソングはデザイン関連の発信活動としてLife Trends・Designship協賛・このnoteの運用などを行ってきました。
そして、2024年度(弊社は2023年9月〜)はオンサイトにおけるイベント活動を開始し、チームが発足してすぐCXO忘年会・GenAIデザイン大忘年会を実施しました。
なぜアクセンチュア ソングがイベントを始めたか?
一言で言えば「イベントを通して、日本のクリエイティブやデザインのコミュニティ発展に貢献したい」という想いです。
アクセンチュアも、ある程度のクリエイターを抱えるサイズ感に発展してきたこともあり、業界全体に影響力を持った活動を行いたいと考えました。
「クリエイティブやデザイン業界に、何が貢献できるのか?」ー アクセンチュアのオフィスには、イベントにも活用できる広いスペースがあります。 ここでデザイナー同士が業界共通の課題やテーマについて、会社や立場を超えて議論したり、繋がったり、作品を発表したりする場として育っていけば、きっと皆にとって意味があるものになるのではないか?と考えスタートを切りました。
イベント#1: CDO / CXO 忘年会 2023
そんなイベント活動の第一弾として企画・開催したのがフラー株式会社さんと共催した「CDO / CXO忘年会」です。「業界と世代を超えた接点をここに」をコンセプトに掲げ、組織を引っ張るデザインリーダーたち約30名がアクセンチュア・イノベーション・ハブ 東京 に集まりました。
業界の範囲が広がる中でマネージメントが持つ新しい葛藤や発見に着目
このイベントを企画する上で背景に置いたのは、デザイン業界の範囲の広がりに比例して変化するマネジメントに求められる役割についてでした。イベントを共催したフラー株式会社CDO 櫻井さんと企画ミーティングを重ねる中で生まれた「昨今、あらゆる役割を持ちつつあるデザイナーをまとめるマネジメント層には、新しい葛藤や発見があるのではないか。だとしたらCDOやCXOなどのリーダーを集めたイベントを開催し、それらを共有し合うのが良いのではないか」という考えが起点となり、今回の企画テーマが具体化されていきました。
櫻井さんのXアカウントはこちら:https://twitter.com/sacurai
少数招待制だからこその密度の濃いコミュニティ
このイベントのポイントは招待制のクローズドな場だからこそ可能な密度の濃いコミュニケーションや、参加者内でのコミュニティー形成を目的にしている点です。
オープンで誰でも参加できるイベントは参加人数が多く、会場の盛り上がりが期待できる一方で、発生するコミュニケーションが希薄になってしまい、コミュニティとしての密度を高められない可能性がありました。また、そういったイベントには向き不向きがあり、デザイナーとしてのスキルは高いがネットワーキングは苦手だからイベントには来ない人も居るのではないかと考えていました。
そこで運営メンバーやその関係者からの招待制でゲストを募ることで、参加者が限定感と安心感を得られるイベント体験を設計していきました。
その想いが伝わったのか、イベント後の参加者の皆さんの感想の中にも企画者として重視していたキーワードが多くみられました。意図したイベント体験を参加者に感じて頂けたという意味で運営者一同嬉しく思っています。
共催のフラーさんの記事はこちら↓
イベント#2: Gen AI×Designイベント
12/12(火)には、いま話題のGen AI にフォーカスし、未来のデザインやテクノロジーを議論するイベントを実施しました。
スタートアップスタジオ型を取り、生成AIを活用した事業を同時多発的に立ち上げている Algomaticさんと、ノーコードのデザイン制作を可能にしたSTUDIOさんとの3社共催の予定でしたが、さらにReDesignerさんの追加協賛により、 4社での合同イベントになりました。
申し込みページには330人以上の方から応募や参加希望をいただき、なんと抽選制に。 当日は150人を超えるデザイナー・エンジニアの方々にアクセンチュアオフィスにご来場いただいき、我々も想定していなかった規模のイベントとして成功を収めました。
実施のきっかけはXの投稿から
これほどまでの人数を動員できた本イベントですが、きっかけはXのこんなリプライから。(笑)
Algomatic野田さんの投稿に、サービスデザイナーの岡崎さんが反応するという、
まさかのライトなやり取りから始まりました。
Algomatic CXO 野田さんのXアカウントはこちら: https://twitter.com/ktknd
共催することで負担を分散しイベントを作り上げる
この規模のイベントを1社のみで実施するのはなかなか大変ですが、共催という形で各社が役割分担をすることで、短期間での実施が可能になりました。
例えば、各社でお互いに告知をしあうことで、
自分たちだけでは集客できない新しい層にアプローチをすることが可能に。
さらに、会場はアクセンチュアオフィスを提供する一方で、飲食などのケータリングや一部備品は他3社の方々に選定や運搬をお願いするなど、 イベントに必要なモノ・場所を持ち寄る形での運営を行うことで、 お互いの負担をかけすぎず、準備を進めていく工夫ができました。
ワンチームで、スピーディーにコラボ レーション
準備に向けた細かいやりとりは、イベントの実施が決まると同時に、
早速slack・ Notion を作成して行われました。
ディスカッションの内容をFigmaで登壇資料に反映しながら、
時間と戦いながらも、企業同士の制約を超えて資料を協働で完成させました。
大盛り上がりのイベント当日
イベント前半では、事前に公募でお申し込みをいただいたスピーカーの方々が、5~10分のLT(Lightning Talk)にご登壇されました。
音声AIへの実装やChatGPTを用いたUI勉強会など、みなさん既に様々な形でGenAIを活用しており、会場は驚きの声や拍手で大盛り上がりとなりました。
BRIDGEにもイベントレポートが上がっていますので
詳細はこちら↓をご覧ください。
後半は、共催3社におけるトークセッションという形で
「生成AIネイティブなデザインとは?」
「生成AIネイティブ時代のデザイナーの働き方は?」
など議論を交わしました。
今後の記事ではGen AI×Designをテーマにしたnoteも公開予定です。トークセッションの内容をさらに深堀りしておりますので、ぜひお楽しみに!
共催の面白さ・オンサイトイベントでの気づき
CDO/CXO忘年会、GenAI×Designイベントの実施を通して、事業会社やコンサルティング会社など、 様々な垣根を超えて共催をすることは、 これまで各社が取り込めなかった層にアプローチできるようになるという意味で大きな成果がありました。
さらに、デザイナー、エンジニア、コンサルタント、大手企業の方からベンチャー、フリーランスの方まで、
多岐にわたる職種の方々が来場し、
このイベントを通して新たな繋がりやコミュニティを形成してくださいました。
イベントはどちらも終了時間ギリギリまで大盛り上がり。
色々な規制が少しずつ解かれているいま、人々はリアルなつながりを求めていることに改めて気づき、
あえてオンサイトでイベントをやる意味を強く感じました。
登壇者の方々や共催企業の方々、そして来場していただいたの参加者の皆さんの裾野が広がり、会場の至る所でポジティブなコラボレーションが起こる姿を見て、
今後もこういったで業界の発展にますます貢献していきたいと思いました。
なんと、アフターパーティまで実施
イベントの数日後には、場所を移してアフターパーティも敢行!
登壇者やイベント参加者のラフな交流の場として、お酒を片手にコラボレーションをさらに盛り上げました。
弊社メンバーもDJとして出演し、パーティに華を添えました。
イベントを盛り上げてくれる企業・担当者も募集中!
アクセンチュア ソングでは、イベント共催や登壇など、日本のデザイン・クリエイティブコミュニティを一緒に盛り上げていただける企業・担当者の方を募集しています。
「我々のオフィスを使ってこんなことをしたい!」「Songのあの人と一緒にイベントをしてみたい!」など、様々なお声がけをお待ちしております。
お問い合わせフォームや、スタジオの様子をお届けする公式インスタグラムのDM欄から、ぜひご連絡ください。
お問い合わせフォーム:
公式インスタグラム:
アクセンチュア ソングではデザイナーの方の採用も積極的に行っています。詳細はこちらから:
\次回イベント予告/
「グローバル視点」と「創造性の逆境」をテーマにしたイベントが
4/12(金)19:00~ @Accenture Song Studios Tokyo 9Fで行われます。
申し込み・詳細はリンクからご確認ください。
今後も様々なイベントの構想を企画しておりますので、ぜひご期待ください